カテゴリ:Books( 49 )

殺人の門/東野圭吾

発売日:2006年 06月 24日
定価(税込): 780円
文庫判
ISBN 978-4-04-371804-7-C0193
発行元:角川書店

感想(若干ネタバレか?)
いやぁ・・・暗いです。かなり。

「手紙」に近い後味の悪さ。
そして、「幻夜」に近い人間の嫌な部分。

一言でいうと、そんな感じです。
長編なのですが、ずーっと暗い。これでもかってくらい。

主人公の田島の半生を追った作品ですが、
もともと町でもかなり裕福な歯医者の息子。

倉持修という友人に人生を狂わされていく話です。
詐欺とか悪徳商法とか・・・。

もう、読んでいると主人公にイライラします。
子どもならいざ知らず、なぜ大人になってまで彼に騙されるか。

わかっていても、破滅へと進んでいく主人公です。
なんか、最後には突然うまいこと言ってまとめようとする老人が現れますが、

全然スッキリとしない。
そして、女性問題でも苦労する主人公。

まぁ、これも倉持に仕組まれている部分が多いのですが、
父親と同じようにホステスを追いかけたり、金遣いの荒い女と

結婚したせいで、とんでもない借金に苦しんだり。
東野圭吾って、やっぱり女の人をどこか恐れているのがこの作品からも見られます。

とりあえず、気分が下降気味のときには決して読んではいけない部類です。
そして、友だちから鯛焼きを貰う時には、十分気を付けましょう・・・
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by otokogi-dialy | 2011-01-05 21:11 | Books

東野圭吾備忘録

既読未読の確認用。

一覧。
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by otokogi-dialy | 2010-03-30 23:51 | Books

1/3 探偵倶楽部

a0012000_1338964.jpg書名:探偵倶楽部
著者:東野圭吾
出版:角川文庫
ISBN:978-4-04-371802-3-C0193


また、東野圭吾の短編です。
だって、読みやすいんだものw

偽装の夜
罠の中
依頼人の娘
探偵の使い方
薔薇とナイフ

の五編からなります。
探偵倶楽部という、会員制の調査機関「探偵倶楽部」が

VIPな依頼主から頼まれて殺人事件の真相を暴くのが主です。
でも、メインはその他の登場人物たち。

探偵倶楽部の調査人は、依頼を受ける場面と報告する場面でしか
出てきません。ミステリアスな感じがグッドですw

興信所じゃないけど、浮気調査っぽいのが多い気がしました。
浮気を隠すために殺人してたり、自殺にみせかけようとしてたり。

トリックとしては、とりわけ凄くはないと思いますが
人間模様が相変わらず楽しいです。

あっという間に全部読めてしまいます。
ちなみに一番のお気に入りは「依頼人の娘」です。
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by otokogi-dialy | 2010-01-03 13:34 | Books

12/31 24冊目

今年最後の読書は、やっぱり東野圭吾です。

a0012000_11411184.jpg
「犯人のいない殺人の夜」
著者:東野圭吾
出版:光文社文庫
定価:580円(税込み)
ISBN 978-4-334-71826-8


わたしの好きな短編モノです。
『小さな故意の物語』
『闇の中の二人』
『踊り子』
『エンドレス・ナイト』
『白い凶器』
『さよならコーチ』
『犯人のいない殺人の夜』全7篇。

全体を通しての感想としては「女性は怖い」。これに尽きます・・・
表題作が一番しっくりこなかったという事実はさておき、

小さな故意の物語は、青春ものです。
タイトルが非常にシャレていますよね。素敵。

白い凶器も、タイトルについて読み終わってから
「あぁ~」と納得させられます。

踊り子は、「これって、ストーカーじゃね?」とも思いますが
一途さというか、健気さに何だか胸が熱くなります。

で、個人的に一番のお気に入り。というか
一番「女はコワイ」と思った作品が、さよならコーチ。

逆手の逆手、まさかまさかのラストにやられました。
大どんでん返しって感じではないですが、女性の恐ろしさと

男の愚かさにジワジワ、ゾウゾクと鳥肌が立ってきて
でもページをめくる手が止まらないといった作品です。

短編で読みやすいし、それぞれが深くて秀逸です。
かなりオススメ。
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by otokogi-dialy | 2009-12-31 20:29 | Books

12/26 23冊目

a0012000_201858.jpg発掘調査20年の記録
安土 信長の城と城下町

編著:滋賀県教育委員会
発行:サンライズ出版
定価:2,200円+税
ISBN:978-4-88325-393-7 C0021



仕事も一段落し、長い休みに入ったので
部屋の片付けや年賀状づくりをしつつも読書。

安土の発掘調査って、もう20年になるんですね。
調査の進行に伴って、かなり復原もされていて、攻めごたえ十分です。

関係文献の一覧が巻末に載っているので、そちらにも手を出したくなります・・・
前代未聞の構造で、あの信長が作った城で、あっという間に消えた。

もう、ロマンのかたまりのような城ですよ、ここは。
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by otokogi-dialy | 2009-12-26 07:22 | Books

10/25 22冊目

読書がイマイチ進んでいないのは、忙しいからではなく、
ポケモンに夢中だからです・・・

やっと22冊に到達。自分で記録を残してみると
「年間100冊」とか読んでいる人って、やっぱり凄いなぁ~と思います。

自動車通勤は、読書ができないのが、痛いですね。
ま、電車通勤にしたところで、絶対寝るんだけど、ワタシ・・・

ということで、ガッツリと読書に挑む根性がなく、短編にしました。
a0012000_183121.jpg
書名:終末のフール
著者:伊坂 幸太郎  
ISBNコード: 978-4-08-746443-6
出版社:集英社


ヒルズタウン仙台という、団地(?)を舞台に、
あと3年で小惑星が地球に衝突し、世界が滅ぶというお話。

全てのタイトルが必ず「○ール」で終わっていたり、
主人公が別の作品の中で登場人物の一人としてさりげなく現れたり。

遊び心満載の伏線が面白いです。
個人的には、優柔不断なダンナが妻のため、これから生まれてくる家族のために

一大決心をする話が一番好きです。
その他にも、あと少しで世界が終わるという中、明るく生きる登場人物たちに癒されます。

かなりのオススメです。
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by otokogi-dialy | 2009-10-25 17:56 | Books

9/26 21冊目

a0012000_16372317.jpg
書名:なまけもののあなたがうまくいく57の法則
著者:本田 直之
出版社:大和書房
ISBN:9784479792666


この手の自己啓発モノ、大好物ですw
読んだだけで、なんだか「デキる男」になった気分が・・・

今回は、タイトルに惹かれて読みましたw
「まさに、俺のことか!!!」と思いました。

ただ、前書きを読んだ時点で思ったのですが、
俺は実は「怠け者」ではなく、「働き者」なんじゃなかろうか。

事実、参謀タイプですし・・・
まぁ、内容に移りましょうか。

タイトル通り、57の法則が紹介されているわけですが、
1法則につき2~4ページで図もついていて、わかりやすい。読みやすい。

特に個人的には

法則04「やればできる」はウソ
法則09人を巻き込む
法則20部屋の汚れをバロメーターにする
法則23三週間先まで予定を入れる
法則28「いつか使うもの」を処分する


などが気に入りました。
なかなか始めるのも難しいし、継続するのはもっと難しいけれど・・・

とりあえず、筋トレしようと思います。
健康のためと、お姫様抱っこのためにw
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by otokogi-dialy | 2009-09-26 16:45 | Books

20冊目

a0012000_2035278.jpg書名:一億円もらったら
著者:赤川次郎
出版社:新潮社
ISBN:978-4-10-132734-1


新潮文庫の100冊からのチョイス。
赤川次郎に手を出したことがなかったのも手伝って、夏に読みました。

なんだかんだで、感想が随分遅くなってしまいましたが、
かなり面白かったので、書かないわけには行きません。

莫大な財産を持てあましている大富豪とその秘書が、
赤の他人に一億円を渡して、その相手がどんな風に使うかを

見て楽しむという不思議な物語。
短編5編ですから、全部で5億円・・・リッチなり。

「お金で買えないものがある」なんてきれい事が巷には溢れていますが、
実際、1億円を手にしたら人間がどんな風に様変わりするのかという

リアルがあります。
愛だって、権力だって、買えるんだもの。

1.一億円もらったら
2.故郷は遠くにありて
3.一、二の三、そして死
4.仰げば尊し
5.ミスター・真知子の奮闘

の5編からなりますが、個人的には
故郷は遠くにありてと、ミスター・真知子の奮闘が好きです。

清々しいので。
続編で「不幸買います」というのも出ているので、次はそれを読んでみたいと思います。
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by otokogi-dialy | 2009-09-21 21:22 | Books

8/17 19冊目

読書がすすみます。
っていうか、他に何もしていないだですが・・・

今年19冊目は新書。
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書名:理系バカと文系バカ
著者:竹内薫
出版:PHP新書
ISBN:978-4-569-70643-6


最近の新書はタイトルがおもしろくて、惹かれてしまいますね。
それに、読みやすい。

内容としては、文系・理系どちらに偏るのも良くないから
文理融合センスを磨きましょうっていう話です。

例えば、理系バカは「できれば人と深く関わらないで生きてゆきたい」とか
文系バカは「インド式算数を学ぶより、電卓を使えばいいと思っている」とか。

確かにそうだと納得な前半でした。
ところが・・・

著者自身が理系出身のためか、理系文系どちらも否定しつつも
結局は理系の方が素晴らしいかのようなまとめ方になっていたように感じます。

それは、読み手の私が文系バカだからでしょうか?w
でも、章立てて「日本は理系が育ちにくい」とか「理系センスがある人はどこが違うか」とか

力説した上、最後に「理系ワールドを楽しむオススメの10冊」なんて紹介されては
何とも偏った内容だったと感じずにはいられませんでした。
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by otokogi-dialy | 2009-08-17 22:13 | Books

8/15 18冊目

1を読んだら、2も。
お盆はどこにも出かけられず、家で毎日暇しています、オトコギです。

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書名:ZOO  2
著者:乙一  
ISBNコード: 4-08-746038-X


こちらも短編。

・血液を探せ!
・冷たい森の白い家
・Closet
・神の言葉
・落ちる飛行機の中で
・むかし夕日の公園で

「落ちる飛行機の中で」は、文庫の書き下ろしだそうですが
一番おもしろかったです。

「むかし夕日の公園で」はダビンチに掲載されたらしく
ものすごーく短いですが、乙一さんらしさがにじみ出ている作品。

「落ちる飛行機の中で」と「Closet」がすごくおもしろかったですね。
1とは違った雰囲気で、どちらかというと、1の方が重い感じがしました。

どちらも乙一ワールドなので、併せて一読の価値ありです。
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by otokogi-dialy | 2009-08-15 11:33 | Books