9/3 すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論!

と、帯に書いてある「国家の品格」読みました。
なんか巷じゃ流行ってるらしいのでね(笑)。

一言で言うと、「おじいちゃんのぼやき」かな?
とりあえず、「本を読む子は必ず伸びる」の次くらいにつまんなかったです(笑)。

東大出てお茶の水で教鞭を振るっている数学者のおじいさんが、どっかで講演した話に手を加えて書いたものらしいので、言葉は比較的平易なため、読みやすさは素敵でした。

でも、そんだけっすw
のっけから、「欧米は野蛮だった」とか「数学レベルも江戸時代は日本の方が優れてた」とか「産業革命がイギリスで起きたから、今欧米が世界を牛耳っている」とか「その欧米の、論理で全て解決出来るという考えは間違っている」とか、まぁ言ってることは確かにそれっぽい気もするんですが。

まぁ、もともと講演で話した内容を活字にしてるため、致し方ないのかと思いますが、如何せん論拠となる具体的なデータが一切ないんですよね。

欧米をケチョンケチョンに言っておいて、日本には欧米には持ってない「情緒」とか「形」を持っているんだ!!!
って自慢げに言うものの、「日本の庭師が知り合いのイギリス婦人に褒められた」とか「日本人の美的感覚のすばらしさをイギリス人に褒められた」とか浮かれて書いてるのが、何か笑える。

それで、最後は「武士道の精神を復活させよう!」だもんなぁ~。すんげえ説得力に欠けるわw
まぁ、武士道の美意識はそれはそれで立派なもんだと思いますけどね。

で、この本の中で唯一共感できたのが、「小学校から英語教育はするな」ってとこですね。
書かれていたように、「国際化=英語」ってのがナンセンスだし、それを教える教員にスキルがないし、日本語ですら自分の意見を相手に伝えられないのに、それが英語になったところで英語は発音出来でも、中身のある話は出来ないわけで。
そんなこと小学校でやる前に、日本の文化とか伝統とか歴史とか現代社会の状態をもっと勉強してから、英語を勉強しても遅くないと思うわけです。

日本語にしろ、英語にしろ、所詮コミュニケーションツールの一つに過ぎないわけだし。
その中で一番最初に「思考」に使うために母国語があるんだから、日本語しっかり勉強しろよ!小学生!!!
そしたら、いい年して口の利き方知らない新入り講師とか、いくつになっても場の空気が読めないバカが減るんじゃないのか???




最終的に、変なまとめですが、こんな感想だったのよ、サムライさん。
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by otokogi-dialy | 2006-09-03 23:30 | Books